リモートワークが定着し、オフィスとは異なる生活リズムに順応する必要があります。私も最初は運動不足や生活習慣の乱れに苦労しましたが、試行錯誤を経て、自分に合った健康習慣を見つけました。この記事では、私が実際に試して失敗した方法と、成功した現在の習慣、そしてそれを定着させるための具体的なコツについて紹介します。
1. 失敗した習慣:毎朝5時起きの挫折
最初に試したのは、「早起きが成功の鍵」と言われる毎朝5時起きです。しかし、この習慣は私には合いませんでした。早起きはしたものの、常に眠気が付きまとい、日中のパフォーマンスが低下してしまいました。結果的に、無理をしたことで逆効果となり、習慣を維持することができませんでした。
この失敗から学んだのは、無理に早起きをする必要はないということです。現在は、7時間以上の睡眠を優先し、自分に合ったリズムで朝を迎えるようにしています。体に無理をかけないことで、1日を快適に過ごせるようになりました。
2. 失敗した習慣:毎朝の散歩の挫折
もう一つの失敗は、毎朝散歩をする習慣です。新鮮な空気を吸い、体を動かすことで一日をスタートさせようと考えましたが、現実は違いました。時間が取れなかったり、外に出るのが面倒に感じる日も多く、結果的にこの習慣も長続きしませんでした。
この経験から、自分にとって負担が大きい習慣は長続きしないと気付きました。朝の散歩は理想的な運動法かもしれませんが、私にとっては続けることが難しかったのです。
3. 成功した現在の健康習慣
これらの失敗を踏まえ、私はもっと短時間で続けやすい方法を探しました。現在実践しているのは、毎朝4分間のHIIT(バーピージャンプ)です。短い時間で全身を使う運動なので、朝のエネルギーを効率的に引き出せます。さらに、HIITの後に冷水シャワーを浴びながらスクワット30回、その後腕立て伏せ20回を行うことで、筋力トレーニングも取り入れています。このシンプルで短時間の運動は、忙しい日でも続けやすいです。
また、高さを自由に変えられるデスクを使い、リモート会議中はスタンディングで体を動かしています。デスクワークが続く中でも、スタンディングによって姿勢を保ち、体の疲労を軽減しています。
4. 食べ過ぎない食事で体調管理
リモートワークでは座りっぱなしになることが多いため、食事量にも気を使っています。以前は朝食と昼食をたくさん食べることでエネルギーを補給していましたが、消化にエネルギーを使いすぎ、午後のパフォーマンスが低下していることに気付きました。
そこで、現在は朝食にプロテインのみを摂取し、昼食はバナナ、納豆、プロテインバー、ナッツなど軽めの食事にしています。これにより消化の負担が減り、午後もすっきりと仕事をこなすことができるようになりました。
5. 習慣を定着させるコツ
私がこれらの習慣を定着させるために心がけているポイントをいくつか紹介します。
1. 小さな目標を設定する
大きな目標や完璧を求めると、挫折しやすくなります。例えば、毎朝のHIITも「たった4分なら続けられる」と思うことで取り組みやすくなりました。小さな成功体験を積み重ねることが、モチベーションを維持する鍵です。
2. 自分のリズムを尊重する
毎朝5時起きや毎朝の散歩の失敗から学んだのは、自分に合ったペースを守ることの重要性です。無理に早起きや大きな変化を求めず、自分の生活リズムに合った時間帯での運動や活動を取り入れることで、負担を減らし、長く続けられるようになります。
3. 楽しみながら続ける
健康習慣を続ける上で、楽しむことが大切です。私も最初は冷水シャワーに抵抗がありましたが、今ではシャワー後の爽快感を楽しんでいます。食事も栄養価を考えつつ、自分の好きな食材を選び、満足感を得ることができています。習慣を「やらなければならない」ものではなく、「やりたい」と思えるように工夫をすることが、長期的な成功につながります。
4. 柔軟性を持つ
毎日同じルーティンを守ることが難しい場合もありますが、そんな時は柔軟に対応することも大切です。忙しい日にはHIITだけにする、食事を簡単に済ませるなど、その日の状況に合わせてアプローチを調整することで、ストレスを感じずに続けられます。
リモートワーク中の健康習慣は、継続するために失敗を通じて学ぶことが大切です。完璧を求めず、自分に合った方法を見つけ、楽しみながら続けることで、長期的な健康維持が可能になります。自分のペースで無理なく、そして柔軟に取り組むことを忘れず、充実したリモートワークライフを送りましょう。