概要
30代半ばでマネージャーに任命された私は、ベテランが多い部署で「専門性がない自分は何を付加価値として示せるのか?」と悩みました。しかし、自分にできるのは幹部や他部署との連携と、メンバーの潜在力を引き出すことだと気づき、生成AI(ChatGPT)や手書きメモ、そして権限委譲を軸に、チームを前進させるマネジメントに挑戦したのです。この記事では、その具体的な取り組みと学びを共有します。
1. マネージャー就任時の葛藤とミッション
30代半ばでマネージャーに抜擢された私は、専門分野に自信がなく、ベテラン揃いのチームで「何が自分の強みなのか」を模索しました。自分にしかできない「上位レイヤーとの架け橋」と「メンバーの力を最大化する役割」に注力する決意を固めたのです。
2. 生成AI(ChatGPT)でルーチン業務を自動化
日々の社内レポートや定型資料作成は、テンプレート化されたパターン業務でしたが、手作業では3~4時間を消費していました。
ChatGPTを使って文章の骨子を自動生成し、重要ポイントだけ手動で修正することで、作業時間を1時間未満に短縮できました。
3. 手書きメモで思考の密度を高める
リモート会議中はLogicool MX Keys Miniを使いタイピングしていましたが、キーボード音が気になり、会議への集中を妨げることもありました。
そこでノートへの手書きメモに切り替えたところ、「紙に書くことで記憶の定着や思考整理に効果がある」と実感しました。
会議録画は参加者の心理面を考慮しながら様子を見ていますが、手書きメモはすぐに導入できる効果的な手法でした。
Logicool(ロジクール)
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4. 平等より「適材適所」の権限委譲
当初はチーム全員に均等な業務負担を求めましたが、生産性の観点から「優秀な人に役割を任せる」ほうが成果を最大化できると気づきました。
権限委譲によって部下は自己裁量で動けるようになり、組織力が強化されるというメリットがあります。
また、マネージャーである私自身はコア業務に集中し、より戦略的な判断を下せるようになりました。
5. 幹部・他部署との連携で見えた視野の広がり
自分より専門性の高いメンバーに現場を任せ、その間私は社内幹部や他部署との会議・折衝に時間を投じました。
部門をまたいだ課題解決に参加することで、新たな視点やリソースをチームに還元できるようになりました。こうした動きは、エンパワーメント(権限移譲)が経営層の視点を部下にもたらす効果と符合します。
6. 日々の成長を実感するセルフマネジメント
マネージャーとして長時間労働を避けるため、夜は22時以降デジタルデトックスし、十分な睡眠を確保しました。
良質な睡眠は判断力とコミュニケーション品質を維持し、翌朝の会議や1on1における集中力を高める鍵となります。
7. 新任マネージャーへのエール
私自身も試行錯誤の連続ですが、いつの間にか「できること」が増え、自信が芽生えています。
同じように悩む20~30代の皆さん、一歩踏み出したその先に必ず成長が待っています。
失敗を恐れず、チームとともに挑戦し続けましょう!
