はじめに
こんにちは、あいひーです。私は妻と二人の娘との4人家族で、IT企業で企画の仕事をしています。2020年のコロナ禍をきっかけに在宅勤務が始まり、それ以来リモートワークで仕事と育児の両立を試行錯誤しながら続けています。幼い子供たちを育てながらフルタイムで働くことは確かに大変ですが、その中でも見つけた小さな工夫が大きな助けになっています。
今回は、私自身が日々の生活で試してきた「仕事と育児を無理なく両立できた7つの理由」をお伝えします。この記事を通じて、リモートワーク中の子育てパパやママが少しでも楽に、そして楽しく育児と仕事のバランスを取るヒントを見つけてもらえれば幸いです。
家で仕事しながら子育てもって大変だよね
ちょっとした工夫で大変さは軽減できるよ!
1. 妻とスケジュールを共有し、助け合う
リモートワークでの育児で最も大切なのは、家族との協力体制を整えることです。我が家では、Googleカレンダーを活用して夫婦間でスケジュールを一元管理しています。お互いの仕事の予定、子供の習い事や病院などのスケジュールを可視化することで、助けが必要なタイミングがすぐにわかります。
例えば、急に会議が入ったときは妻に子供を見てもらい、逆に妻に予定が入った際は私が全力でサポートします。このように、お互いのスケジュールを理解し合うことで、リモートワークと育児をスムーズに両立させることができています。こうした協力体制のおかげで、個々の負担が軽減され、お互いに余裕を持ちながら子育てができています。
お互いに理解し合うためには、日々のコミュニケーションが欠かせません。仕事が忙しいとついつい自分のことに集中してしまいがちですが、家族としての会話を意識して増やすことが、育児の協力体制を支える重要なポイントです。また、スケジュール管理だけでなく、家事や子供の世話に関する情報も共有することで、無駄なストレスを減らし、より効果的にサポートし合えるようになりました。
2. 子供の生活リズムに合わせて仕事をする
子供の生活リズムに合わせて自分の働き方を柔軟に変えることは、リモートワークならではの大きなメリットです。我が家では、特にコロナ禍初期では早朝や夜など子供たちが寝ている時間を集中して作業する時間に充てていました。特に早朝の静かな時間は、考えを整理してクリエイティブな作業をするのにとても適しています。
また、子供が昼寝をしている間や遊んでいる間は、集中力をあまり必要としないタスクをこなすように工夫しています。このように、時間帯ごとに仕事の内容を調整することで、無理なく効率的に育児と仕事を両立できています。
さらに、子供との時間を大切にすることで、仕事の集中力も高まると感じています。例えば、子供と全力で遊んだ後にはリフレッシュでき、次の仕事にもより集中できることが多いです。この「オンとオフの切り替え」が、仕事の質を上げる鍵になっていると実感しています。子供の笑顔を見ると自然と疲れも吹き飛び、また頑張ろうという気持ちになれるのは、育児の大きな魅力です。
3. 仕事専用のスペースを確保する
リモートワーク中に集中できる環境を整えることも大切です。我が家では、リモートワークの定着を機に、思い切って遠方の家へ引っ越し、仕事スペースを確保しました。ドアを閉めて集中できる環境は、子供たちの声が気になるリビングでの作業に比べて格段に効率が上がります。
もちろん、専用の部屋がなくても、パーテーションで仕切るなどして仕事用スペースを確保することは可能です。物理的に仕事の場所を区切ることで、オンとオフの切り替えがしやすくなり、精神的なメリハリも生まれます。
また、家族との共存を意識しながら、自分のスペースを持つことが重要です。限られた空間の中でも、自分専用のデスクや仕事道具をまとめることで、家族にとっても「今はお父さんの仕事の時間だ」と理解しやすくなります。このような工夫が、家族全員にとってストレスを軽減する結果につながります。
4. 必要な機材を揃える
育児中のリモートワークでは、効率を上げるための機材がとても重要です。私の環境では、トリプルモニター、ノイズキャンセリングのイヤホン、安定したインターネット回線を揃えています。特にノイズキャンセリングのイヤホンは、子供が泣いたり騒いだりしている時でも、会議や集中作業にとても役立っています。
機材への投資は、自分のストレスを軽減し、仕事の効率を上げるための大切な手段だと思っています。快適な環境を作ることにためらわず取り組むことが、結果的には自分にも家族にも良い影響をもたらすと感じています。
例えば、トリプルモニターを使うことで、資料を見ながらメールをチェックしたり、会議中に必要な情報を即座に確認したりと、作業効率が大幅に向上しました。また、インターネット回線の安定性も非常に大切です。ビデオ会議中に回線が途切れると、相手にも迷惑をかけてしまうので、安定した回線に投資することは、自分の信頼性を高めるためにも必要だと考えています。
5. 柔軟な働き方の制度を活用する
会社のフレックスタイムや育児休業制度など、利用可能な制度は積極的に活用しましょう。私の会社では、子供の急な発熱や学校行事の際にフレキシブルに対応できる制度が整っており、大変助かっています。
仕事時間を柔軟に変えられることで、子供との大切な時間を逃すことなく参加できるのは、本当にありがたいことです。こうした制度を最大限に活用することで、家族の絆を深めるきっかけにもなっています。
また、会社の制度を活用する際には、上司や同僚とのコミュニケーションも大切にしています。制度を利用することで他のメンバーに負担をかけることもあるため、事前にしっかりと相談し、理解を得ることで、職場全体の協力を得ることができています。こうした信頼関係があることで、制度を活用する際の心の負担も軽減され、育児と仕事をより円滑に両立できるようになりました。
6. オンラインツールを活用する
リモートワークでは、オンラインツールの活用が欠かせません。SlackなどのチャットツールやMicrosoft TeamsのようなWeb会議ツールを活用することで、育児の合間でもスムーズに仕事を進めることができます。特に、短時間での意思疎通にはチャットツールが非常に便利です。
7. 「ながら育児」はバランスが重要
仕事と育児を同時にこなす「ながら育児」には気をつけるべき点があります。例えば、メールの返信をしながら子供と接すると、どうしても集中が途切れがちになり、どちらも中途半端になってしまうことがあります。
そのため、私は育児の時間はできる限り全力で子供に向き合い、仕事の時間には集中するという切り替えを大切にしています。その方が結果的に仕事の効率も上がり、子供との時間も心から楽しむことができます。
また、「ながら育児」を減らすために、子供と過ごす時間には意識的にスマホを手放すよう心がけています。ただ、正直に言うと完全にはできておらず、スマホに手が伸びてしまうことも多いです。それでも、子供たちは親の注意をしっかりと感じ取るので、一緒にいる時間はできるだけ心から向き合うように努めています。その結果、子供たちも安心して遊んだり話したりしてくれるので、より深い信頼関係を築くことができていると感じています。
さいごに
リモートワークでの育児は確かに試行錯誤の連続ですが、その分学びも多く、家族の時間を大切にする機会にもなりました。子供が小さい時期は今しかありません。だからこそ、仕事と育児のバランスを取りながら、家族全員で笑顔で過ごせるよう工夫を続けています。
リモートワークだからこそ得られる時間や機会を、ぜひポジティブに捉えてみてください。育児は決して一人で抱え込むものではなく、家族全員で協力し合いながら楽しむものです。私自身もまだまだ試行錯誤中ですが、小さな工夫や改善を積み重ねることで、確実に家族の時間が充実してきています。
皆さんも、自分に合ったスタイルを見つけて、育児も仕事も楽しみながら向き合ってみてください。少しずつでも前進していくことで、日々の生活がもっと豊かになるはずです。そして、何よりも大切なのは、自分や家族を大切にすること。無理をしすぎず、お互いを思いやりながら、一緒に成長していけたら素晴らしいと思います。