こんにちは、あいひーです。今回は、私たち家族が実践している「車無し子育て」について、詳しくお話ししたいと思います。結論から言うと、車を持たずに子育てをすることは、デメリットよりもメリットの方が大きいと感じています。ただし、これは地域や家族の状況によって変わってくるので、すべての人にお勧めできるわけではありません。では、なぜ私たちは車を持たずに子育てをしているのか、そのメリットとデメリット、そして実際の生活の様子をお伝えしていきます。
車を買わないで子育てなんて無理じゃない?
私の場合は無い方がトータル効率的だと感じてるよ!
なぜ車を買わないという選択をしたのか
私たちが車を購入しなかった理由はいくつかあります。
1. 経済的な理由
まず最も大きな理由は、経済的な観点です。車を所有することで発生する年間のコストは決して小さくありません。一般的な小型自動車の場合、年間の維持費は以下のようになります:
- 自動車税:約3万円
- 自動車重量税:約1万2000円(2年分の半額)
- 自賠責保険:約1万円
- 任意保険料:約8万5000円
- 車検費用:約3万円(2年分の半額)
- 駐車場代:約12万円
- ガソリン代:約7万5000円〜10万円
- メンテナンス費用:約5万円
これらを合計すると、年間で約38万7000円〜41万2000円になります。さらに、車両購入費を考慮すると、その金額は更に膨らみます。この金額を子どもの教育費や家族での思い出作りに使えると考えると、車を持たない選択は魅力的に感じました。
2. 公共交通機関の利便性
私たちが住んでいる地域は、幸いにも駅へのアクセスが良好です。電車やバスを利用することで、ほとんどの目的地にスムーズに到着できます。特に電車は定時性が高く、渋滞の心配もないため、子どもと一緒のお出かけでも安心です。
3. 時間の有効活用
運転中は他の作業ができません。一方、電車やバスを利用すれば、移動時間を読書や仕事、子どもとの会話に充てることができます。効率重視の私にとって、これは大きなメリットです。
4. 安全性の確保
交通事故のリスクは常に存在します。特に子どもを乗せての運転は精神的なプレッシャーが大きいものです。公共交通機関を利用することで、このリスクを大幅に軽減できます。
5. カーシェアリングとタクシーの活用
必要な時だけ車を利用できるカーシェアリングサービスや、タクシーを上手に活用することで、車を所有せずとも十分に生活できると考えました。
6. 所有欲の低さ
私自身、元々物を所有することへの欲求が強くありません。必要最小限の物で生活することを心がけており、車もその考え方の延長線上にあります。
車無し子育てのメリット
実際に車無しで子育てをしてみて、以下のようなメリットを感じています。
1. 経済的な余裕
先ほど述べた年間維持費を節約できることで、経済的な余裕が生まれました。この分を子どもの習い事や家族旅行など、より価値のある経験に充てることができています。
2. 時間の有効活用
電車やバスでの移動時間を、子どもとの会話や読み聞かせの時間に充てています。これは、車の運転中にはできない貴重な時間です。
3. 健康的な生活
徒歩や自転車での移動が増えたことで、家族全員の運動量が自然と増えました。子どもたちも歩くことや自転車に乗ることを楽しんでいます。
4. 環境への配慮
車を使用しないことで、CO2排出量を減らすことができています。小さなことですが、子どもたちの未来のために良い影響を与えていると感じています。
5. 子どもの社会性の育成
公共交通機関を利用することで、子どもたちは自然と社会のルールや他人への配慮を学んでいます。これは、将来の自立した生活につながる貴重な経験だと感じています。
車無し子育てのデメリット
もちろん、車を持たないことによるデメリットもあります。
1. 移動の制限
電車やバスでアクセスしにくい場所への外出が難しくなります。子どもが行きたがる遊園地や自然豊かな場所など、車があれば簡単に行ける場所に行けないことがあります。
2. 周囲への負担
親戚や友人に子どもの送迎を頼むことがあり、申し訳なく感じることがあります。特に、公共交通機関でのアクセスが難しい場所への外出時には、周囲の方々の協力に頼らざるを得ない状況があります。
3. 緊急時の不安
子どもの急な発熱など、緊急時の対応に不安を感じることがあります。タクシーを利用するなどの対策を取っていますが、車があればもっと迅速に対応できるのではないかと思うことがあります。
4. 大型の買い物や荷物の運搬の困難さ
大きな家具や大量の買い物をする際に不便を感じることがあります。これについては、宅配サービスを利用するなどして対応していますが、完全に解消することは難しいです。
車無し子育てを成功させるためのコツ
これらのデメリットを最小限に抑え、車なし子育てを成功させるために、私たちが実践しているコツをいくつか紹介します。
1. 公共交通機関の活用
電車やバスの時刻表をしっかり把握し、効率的な移動計画を立てています。スマートフォンのアプリを活用して、リアルタイムの運行情報をチェックするのも有効です。
2. カーシェアリングの利用
必要な時だけ車を利用できるカーシェアリングサービスに登録しています。長距離移動や大きな荷物の運搬が必要な時に利用しています。
3. 宅配サービスの活用
重い荷物や大量の買い物は、宅配サービスを利用しています。最近では様々な会社のサービスも充実しているので、それらも積極的に活用しています。
4. 地域コミュニティとの関係構築
近所の方々や子育て仲間とのつながりを大切にしています。緊急時の助け合いや情報交換ができる関係は、車なし生活の強い味方になっています。
5. 住む場所の選択
可能であれば、公共交通機関が充実し、日常生活に必要な施設が徒歩圏内にある場所を選ぶことをお勧めします。私たちも、駅へのアクセスが良好な場所に住んでいることで、車なし生活がしやすくなっています。
まとめ:車無し子育ての感想
実際に車なしで子育てをしてみて、私たち家族にとってはデメリットよりもメリットの方が大きいと感じています。特に経済的な観点では、大きなメリットがあると実感しています。
車を持たないことで節約できた費用を、子どもたちの教育や家族での思い出作りに投資できていることは、大きな喜びです。また、公共交通機関の利用や徒歩での移動を通じて、子どもたちが社会性や健康的な生活習慣を身につけていく様子を見るのも嬉しいものです。ただし、これはあくまで私たち家族の経験であり、すべての人にとって最適な選択とは限りません。
地域の特性や家族の状況、個人の価値観によって、最適な選択は変わってくるでしょう。車を持つか持たないかは、それぞれの家族が自分たちの状況をよく考えて決める必要があります。大切なのは、自分たち家族にとって何が最適かを見極め、その選択に自信を持つことです。車
なし子育てに興味がある方は、まずは短期間試してみるのもいいかもしれません。その経験を通じて、自分たち家族にとってのメリット・デメリットを実感できるはずです。
最後に、どのような選択をするにせよ、子どもたちとの時間を大切にし、家族の絆を深めていくことが最も重要だということを忘れないでください。車の有無に関わらず、幸せな家族生活を送れることを願っています。皆さんも、自分の家族にとって本当に車が必要かどうか、一度立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。車無し生活が、より効率的で豊かな子育てにつながるかもしれません。