こんにちは、生活効率化ブロガーのあいひーです。
今日は、私が読んで本当に心を動かされた一冊、 隠居人リョウさん著『月5万円で杵築市セミリタイア生活』について、 読後の気づきや、私自身の体験と絡めて詳しくご紹介したいと思います。
私は妻と2人の娘と共に郊外で暮らしています。 現在は本業を続けながら、ブログや副業にも取り組み、「生活効率化」や「家計管理」をテーマに発信しています。
そんな私にとって、この本は「現実的な選択肢」と「心の自由」について考えさせられる一冊でした。
ぐうたらネコ自由な生活ってどうすれば実現できるんだろう
あいひー本書が参考になるよ。Kindle読み放題対象だよ!
同世代の著者が実践する“地に足のついたセミリタイア生活”
隠居人リョウさんは1988年生まれ。私と同学年です。 大分県杵築市という、人口3万人ほどの地方都市で、月5万円台の生活費で暮らしていると聞けば、極端に聞こえるかもしれません。
しかし、彼の生活は「我慢」や「切り詰め」ではなく、
・家賃1万円台のアパートに住む
・自炊中心のシンプルな食生活
・移動手段は徒歩と自転車、移動にほとんどお金を使わない
・地域の人とちょうどよい距離感で交流する
というように、“選んだミニマム”によって成り立っています。
さらに本書では、収入源として「ブログ」と「ライター業」、さらに「地元の手伝い仕事(農作業など)」を掛け合わせ、 月収は7万円前後で、その範囲内で満足度の高い暮らしを実現している様子が具体的に描かれています。
あいひー私は今本業で平日はほぼ一日一気に作業をこなしています。仕事と割り切っていますが、本当の幸せをどう作り上げるべきかは迷うところです。
セミリタイア=非効率ではない。むしろ“選びとった効率”
私たちは都市での生活において、
- 時間をお金で買う(外注・宅配)
- 不便をカバーするために多くのサブスクや保険に加入する という「お金を使って効率化する」ライフスタイルを当たり前にしています。
でもリョウさんの生活を読んで思ったのは、
「時間が自由になると、生活そのものが効率化される」という逆の視点でした。
たとえば、
- 自炊
- ガス代を抑えるため、夏解約
- 地元の人との距離を大切にしながら、時折お裾分けを受けたり渡したりする「ご近所付き合い」
これらは、私が普段やっている「時短家電」や「朝のHIIT」「プロテイン主食」的な効率化とは違い、 “自然と共にある生活”そのものが無理のない仕組みになっていると感じました。
私自身の生活効率化との接点と、これから見直したいこと
私はこれまで、「時間がないからこそ効率化」と信じてきました。 毎朝4分のHIIT、昼はナッツ・バナナ・納豆、夕方は妻の作ってくれたご飯に心から感謝する。 この流れが自分の生活の中心でした。
ただ一方で、忙しさに追われて「自分の人生をどこかで消費してるのでは?」という感覚もありました。
リョウさんの本は、それを見つめ直すきっかけをくれました。
必ずしも“脱サラ”や“田舎移住”をする必要はないけれど、 今の生活を土台に「ムダを減らし、自由を増やす」ことはできる
と気づけたんです。
たとえば:
- 通勤・出社頻度の見直し(リモートをフル活用)
- 住宅費の見直し(私も実際に職場から離れたことで家賃を抑えられました)
- 地元コミュニティとの関係構築(子どもの旗振りや近所づきあい)
これらは、自分が都市部で取り入れられるセミリタイア的要素だと感じています。
「生活費を下げること=人生の選択肢を広げること」
この本の一番のメッセージは、
“月5万円で暮らす”ことそのものではなく、 暮らしの前提を下げれば、人生の選択肢が増えるという点にあると思います。
リョウさんも、決して「誰もが田舎に移住すべき」とは言っていません。 むしろ、
- 家賃の交渉をしてみる
- 固定費の見直しをしてみる
- 週5勤務を週4にできないか考えてみる というように、「自分の軸でできることを探してみて」と語ってくれています。
この本を読み終えた後、私はさっそく家計の固定費を再確認し、 「これ本当に必要かな?」と一つずつ見直し始めました。
こんな人におすすめしたい
この本は、以下のような悩みや問いを持つ方に特におすすめです:
- 生活費や将来の資金に漠然と不安がある人
- 今の働き方をずっと続ける自信がない人
- 地方移住やセミリタイアに興味があるが、一歩踏み出せない人
- 効率化を追いすぎて、少し息苦しさを感じている人
私は、「生活効率化はテクニックだけではない」という視点をこの本から学びました。
あいひーのまとめ
生活の満足度を上げるのは、「年収」ではなく「自由度」。 そして自由度を上げるには、「どこまで生活のハードルを下げられるか」がカギになります。
この本は、その問いに“やさしく・実践的に”答えてくれる一冊でした。
いつか、私も自分なりのセミリタイアの形をつくりたい。 今はそう強く思えています。
読んで本当に良かったです。


