こんにちは。あいひーです。
今日は私が投資している「日本製鉄」について、少しだけお話させてください。難しい話は抜きにして、普通の生活をしている中で、「なんとなく気になったから買ってみた」という体験を、綴ります。

■「鉄」の企業に惹かれたのは、ニュースがきっかけでした
きっかけは、2023年末に見かけた「USスチール買収」のニュースでした。
それまで私は、インデックス投資一筋。S&P500にまとめて資金を投じるという、いわゆる「手堅い方法」で長らくやっていました。
でも、そのニュースには心が動かされたんです。
日本の企業がアメリカの象徴的な企業を買収するなんて、ちょっとワクワクしませんか?
「お、これは…なんか面白そうかも」
「成功しても失敗しても、チャレンジする姿勢を応援したいな」
そんな気持ちが芽生えて、日本製鉄に目が向きました。
■初めての購入は2024年8月
高配当銘柄ということもあり、「まあ、最悪ずっと持ち続ければいいや」という心持ちで、まず100株を購入。
その後、2025年3月にも追加で100株を買い足し、今は合計で200株を保有しています。
平均取得単価は3,301円。
でも、実は今、含み損が約73,600円あります。
…まあ、そんなもんです(笑)。
配当は年に2回入っていて、まだ売るつもりもないので、あまり気にしていません。
■配当金は…正直、特に何もしていません
リアルな話をすると、配当金を受け取ったとき、「あ、入ったな」という通知は来ますが、特に使い道を決めているわけではありません。
貯金口座にそのまま入って、家計にふんわりと混ざっていく感じ。
ただ、こういう「ふんわりプラス」があると、不思議と心のゆとりは増えますね。
「働かなくても、ちょっとだけお金が入ってくる」
これが、配当の魅力なんだと思います。
■私は“ニュースを自分ごとにする”ために投資しているのかもしれません
日本製鉄に投資してから、自然と「鉄鋼業界のニュース」が目に入るようになりました。
これまではスルーしていたような経済ニュースが、自分の中で「生活に関係あること」に変わってきたのです。
たとえば、橋本会長のインタビューが掲載されていれば、しっかり読みますし、「次の決算はどうかな」とドキドキするようにもなりました。
これって、ちょっと面白くないですか?
まるで、自分が日本のものづくりの一部を応援してるような気分になれるんです。
■売却のタイミングは、「お金が必要になったとき」
今のところ、手放す予定はありません。
でも、含み益が出たタイミングで現金が必要になれば、そのときは売るかもしれません。
たとえば子どもの教育費が急に必要になったときとか、住宅の更新費用がかかったときとか…。
そういう「人生のコスト」が見えている今だからこそ、資産の一部として個別株を持っておく意味があるのかなと思っています。
■NISAの成長投資枠で保有しています
ちなみにこの株は、新NISAの「成長投資枠」で保有中です。
旧制度のころからNISA口座は使っていて、投資自体は2019年から続けています。
積立NISAではコツコツとインデックス投資。
そして、たまに「応援したい企業」にピンポイントで投資。
この“両立”が今の自分にはちょうどいいです。
■家族には話していません。だけど、応援している企業です
日本製鉄のことは、妻にも子どもにも話していません。
妻は株にまったく興味がないですし、「含み損だよ」と言っても話が盛り上がらないと思うので(笑)
でも、心の中ではこう思っています。
「日本として世界に戦っているこの企業を、陰ながら応援したい」
それが今の正直な気持ちです。
ニュースを見て、「また頑張ってるな」と思うたびに、誇らしい気持ちになります。
■まとめ:個別株は“効率的ではないけど、豊かかもしれない”
私は「生活効率化ブログ」を書いています。
効率や再現性、手間の少なさを大事にしてきました。
でも、日本製鉄に投資して思ったのは、
**「効率だけじゃない“豊かさ”も、人生には必要だな」**ということ。
応援したい企業に、自分のお金をちょっとだけ託す。
すると、ニュースの見え方も変わって、世界が少しだけ立体的になるんです。
含み損は出ていますが、私は今のところ後悔していません。
この体験こそが、私にとっては“配当”だったのかもしれません。
以上、あいひーでした。
また日々の生活と投資がリンクしたら、記事にしたいと思います。
読んでくださって、ありがとうございました。

