— 我が家の実例つき:ポイント活用/座席&荷物の最適解/当日をラクにする工夫
はじめに
もうすぐ家族4人でホノルルへ。今回は初めてのLCC(ZIPAIR)で挑戦します。昨年の韓国旅で貯めたZIPAIRポイント約1.5万ptを充当し、必要なものだけを賢く足す“ミニマム&ロジカル”方式。この記事では、私たちの等身大の準備と、家族連れでも快適にするコツをまとめます。

なぜZIPAIRを選んだか(家族4人視点)
- 価格が素直に安い:フルサービス(ANA/JAL)より運賃が下がりやすい
- 体験は良好:昨年の韓国線で「子連れでも不便なし」と実感
- ポイント活用:昨年の利用で貯まった約1.5万ptを今回の航空券に充当
- 子ども配慮:6歳以下の子は隣席を無料で確保できる制度が安心
トーンは“過度に煽らず、丁寧に”。コストは抑えつつ、現地ではめいっぱい楽しむのがわが家流です。
LCCでも快適にするための前提
ZIPAIRは「必要なものを自分で選んで足す」設計。
- 飲料・機内食:事前予約 or 搭乗前に調達
- 機内エンタメ:座席モニターなし → 端末に事前DL
- 座席指定:原則有料(ただし6歳以下+同伴大人1名は隣席無料)
- 荷物:機内持ち込みは合計7kgまでが無料。預け荷物は有料で事前購入推奨
“自分たちに必要な分だけ”を足すと、価格と快適さの両立ができます。
我が家の準備ストーリー(家族4人)
座席
- 5歳の娘は隣席無料で妻の隣を確保。
- 8歳の長女と私は有料で必要最低限の席指定。家族が近くにいる安心感を優先。
機内時間を快適に
- タブレットにYouTube等をオフラインDL(YouTube Premiumを活用)
- 子ども用ヘッドホン(音量制限つき)
- おやつ/軽食/着替えを機内持ち込みへ
荷物戦略
- 夫婦で相談し、受託を1個追加(大きめキャリー)
- 服/洗剤/日用品/お土産の“余白”を確保
- 往復で約1.5万円(我が家の購入時)
- 機内持ち込みは各自リュックで7kg以内。自宅で重量計測が平和の源
トラブル前提の設計
- 到着日は“予定スカスカ”にして遅延バッファ
- 子ども用の医薬品
- パスポートは大人が分担管理+ホテル情報メモを子に持たせる
- **キャンセル保険(チャブ)**にも加入して心理的安全性を確保
荷物で迷ったら:我が家の答え
「できるだけ身軽に行きたい私」と「現地で楽しむ余裕を持ちたい妻」。
→ 受託1個に“安心”を集約し、機内持ち込みは最小限。
現地で“持ってくればよかった”を減らすほうが、家族の満足度は上がると判断しました。
比較表①:ZIPAIR(LCC)とフルサービス(ANA/JAL)の違い
| 項目 | ZIPAIR(LCC) | フルサービス(ANA/JAL) |
|---|---|---|
| 運賃設計 | 低価格。必要な分だけ課金 | 高め。多くのサービスが込み |
| 機内持ち込み | 合計7kgまで無料(2個まで・サイズ規定) | 1〜2個・重量/サイズは会社や運賃で変動 |
| 受託手荷物 | 有料。事前オンライン購入が基本 | 多くは無料1〜2個(路線/運賃で変動) |
| 座席指定 | 有料が原則。6歳以下+同伴大人は隣席無料 | 一部無料・一部有料 |
| 機内エンタメ | 座席モニターなし。自前準備 | モニター・コンテンツ充実 |
| 飲食 | 事前予約 or 有料 | 多くが無料 |
| 向くケース | コスト最優先+準備を厭わない | 手ぶらで快適一括派 |
どちらが“優れている”ではなく、家族の価値観に合うほうを選ぶのがベスト。
比較表②:家族4人の“荷物プラン”をどう組む?
| プラン | 中身 | コスト目安 | メリット | デメリット | こんな家族に |
|---|---|---|---|---|---|
| 受託1個+機内持ち込み各自(我が家) | 30kg級キャリー×1+各自7kg以内 | 我が家は往復約1.5万円/1個(購入時) | “お土産枠”と日用品を一箱に集約/空港で慌てにくい | 受託の重量管理は必須 | 小さな子がいて余白を持ちたい |
| 受託0個(機内持ち込みのみ) | 各自7kg以内に統一 | 0円 | とにかく身軽/待ち時間短縮 | お土産・日用品の余白がない/重量検査が厳しめ | 短期・荷物少なめの家族 |
| 受託2個(分散) | 30kg×2で分散 | 1個分より高い | 重さ分散で超過しにくい | コスト増/空港での預け入れ2回分 | 長期滞在/大きめグッズ多い |
価格は路線・時期で変動。購入前に必ず公式で最新料金を確認してください。
実務:受託手荷物をオンラインで追加する(最短1〜3分)
- ZIPAIR公式 →「予約の確認・変更(Manage Booking)」
- 対象便を開き、「受託手荷物」を選択
- 個数(例:1個)を追加 → 決済 → 確認メール保存
メモ:空港や連絡センターは手数料が乗る場合あり。事前オンラインが基本、安心。
旅の“うっかり”防止:最終チェックリスト
前週まで
- 旅程・家族構成確認(6歳以下の隣席無料対象の有無)
- 座席配置を確定(家族が近い配席を優先)
- 受託の要/不要を決め、必要ならオンライン追加
前日まで
- 端末に動画をオフラインDL(YouTube Premium活用)
- 充電器・モバイルバッテリー・変換プラグ
- 医薬品(子ども用/頭痛用)
- 自宅で重量計測(機内持ち込み合計7kgを厳守)
当日
- 飲料・軽食は保安検査前に購入
- 受託は重量・ラベルをその場で再確認
- 到着日の予定はスカスカに(遅延バッファ)
余談:昔の“消えたキャリー”が教えてくれたこと
研修でシリコンバレーに行ったとき、タクシーのトランクに入れたキャリーがそのまま走り去り、戻りませんでした。以来、貴重品は常に手元、受託は「失っても致命傷にならない構成」が我が家のルール。家族旅行では、機内持ち込みに1日分の生存セット(貴重品・衣類・薬・ガジェット)を分散。これだけで旅の不安はぐっと減ります。
いざ、ホノルルへ
準備の段階から、もう旅は始まっています。
準備の5分が、当日の30分を救う。
コストは賢く抑えつつ、現地では家族の「楽しい」に全振り。帰国後は、よかった点・反省点も含めてまた記録します。読んでくださった皆さん、ありがとうございます。行ってきます! 🏖️
※本記事の内容は我が家の体験に基づくものです。運賃・手荷物・座席等の条件は変更される場合があるため、最新の情報は必ずZIPAIR公式をご確認ください。

