こんにちは、あいひーです。
最近、仕事と家庭と副業でやることが山のようにあり、「時間が足りない…」と感じることが増えていました。そんなときに手に取ったのが『不完全主義』という本です。
これまでの私は、未来の自分のために今を犠牲にし、すべてのタスクを完璧にこなそうとするタイプ。忙しいことで充実感を得られているように思えたけれど、目の前の幸せを見落としていたかもしれない——そんな気づきが、この本から得られた最大の学びでした。
完璧主義 vs 不完全主義:何が違うのか?
本の中では「70〜80点でいい」というメッセージが繰り返し語られています。完璧を求めるほどに時間も心も削られ、結局は幸せから遠ざかってしまうことがあるのです。
ここで一度、自分の考え方の変化を整理してみます。
| 項目 | 昔の私(完璧主義) | 今の私(不完全主義) |
|---|---|---|
| 仕事の進め方 | 全タスクを100%終わらせることが最優先 | 行動を始めること自体を評価し、前に進めることを重視 |
| 家事・育児 | 全部きっちりやろうとして疲れる | 完璧を求めず、自分が楽しむ時間も確保 |
| お金の使い方 | 小さな節約にこだわりすぎる | 大枠を守りつつ、幸せになる支出を選ぶ |
| 他人への期待 | 自分と同じレベルを求めてイライラする | 期待しすぎず、自分ができることに集中 |
| 幸せの感じ方 | 未来のために今を我慢する | 今の幸せを味わいながら生きる |
実際にどう変わったのか?
1. 家事や育児での変化
以前は家事も育児も「きっちりやること」が愛情だと思っていました。けれど、今は少し肩の力を抜き、まずは自分が楽しむことを優先しています。疲れすぎて笑顔を失うより、7割くらいの力で続けるほうが家族も幸せだと気づきました。
2. 仕事と副業の取り組み方
プロジェクトや記事作成でも、クオリティにこだわりすぎず、とにかく動き始めることを重視。以前は1記事に完璧を求めて進まないことも多かったけれど、今は「まず出す」「あとで改善する」というスタンスに変えています。
3. お金の使い方
節約が趣味のようになっていた時期もありましたが、小さな節約にとらわれると疲れてしまいます。今は「大枠を守ればOK」という考え方で、家族との外食や旅行には気持ちよくお金を使うようになりました。
不完全主義を生活に取り入れる3ステップ
本を読んでから、私が実際にやってみて効果を感じた方法を3つ紹介します。
- 70点主義を決める
すべてのことに100点を狙わず、「ここまではやる、ここから先は手放す」という線を決めます。 - 完璧なスケジュールを作らない
予定を詰め込みすぎず、余白を残すことでイライラや疲労が減ります。 - 他人への期待を下げる
自分の基準を押し付けず、「まあいいか」で流せることが増えると気持ちが楽になります。
読者へのメッセージ
もし今、仕事や家事、育児、副業で「時間がない」「うまくいかない」と悩んでいるなら、完璧を目指すのをやめてみてほしい。
70点でいいと思えると、行動しやすくなり、幸せを感じる時間が増えます。人生は限られているからこそ、今の自分の幸せを味わうことが大切だと、この本を通じて強く感じました。


