「どうすれば幸せになれるんだろう」
少し前まで、私はずっとモヤモヤしていました。
仕事は忙しい。家庭もある。外から見たら、たぶん“ちゃんとやっている側”です。
でも、頭の中に常に薄い不安が残る。特に お金の不安と、正体の分からない焦りが、思った以上に脳のリソースを奪っていました。
最近、その不安がだいぶ消えてきました。理由はシンプルで、生活の軸を **「幸福の最大化」**に置き直したからです。
そして今、ちょうど読んでいるのが『アート・オブ・スペンディングマネー』。この本は、いわゆる“節約術”や“投資テク”の本ではなく、お金の使い方を通じて人生の価値観を整える本だと感じています。
幸福が見えないと、お金の不安は消えにくい
私がモヤモヤしていた頃って、「もっと資産を増やせば安心できるはず」と思っていました。
でも本当は、安心の正体は“資産額”だけじゃない。
どう生きたいかが曖昧だと、増えても増えても不安は残るんですよね。
『アート・オブ・スペンディングマネー』の面白いところは、ここを真正面から扱っている点でした。目次を見るだけでも、たとえば「実用性 vs ステータス」「リスクと後悔」「金持ちと真に豊かな人の違い」など、まさに“人生の判断軸”の話が並んでいます。
私がやったこと:増やし方はシンプルに、使い方で幸福を上げる
私自身は、お金については インデックス積立にほぼ一本化しました。
「市場の上下に一喜一憂する」「情報を追いかけて疲れる」みたいな状態から、少し距離を置けた感覚があります。
そして、空いたリソースを 健康・読書・家族時間に振りました。
- 寝つきが良くなった
- 頭痛や腹痛が減った“気がする”
- 変なところに思考を持っていかれない
この変化って、たぶん“お金が増えた”よりも、不安に支配される時間が減ったのが大きいです。
本書も、「表計算シートは感情を気にしない」みたいな論点を含めて、数字だけでは救われない人間の心理に踏み込んでいます。
『アート・オブ・スペンディングマネー』から学んだ「幸福最大化」の使い方3つ
ここからは、私なりに「生活に落とすと効いた」ポイントを3つにまとめます。
1) 「ステータス消費」を減らすと、幸福は上がりやすい
見栄や他人の目を気にした支出って、その瞬間は気持ちが上がっても、長期的には残りにくい。
ダイヤモンド社の関連記事でも「絶対に買わないモノ」など、“人生を豊かにするお金の使い方”の示唆が紹介されています。
私の場合、ここを意識しただけで、驚くほど心が軽くなりました。
「他人に勝つ」より「自分の幸福に集中する」ほうが、家族にも自分にも優しかったです。
2) いちばん価値ある“資産”は、自由と健康(そして時間)
目次にも「最も価値ある資産」「あなたを幸せにするもの」などが入っている通り、この本は“お金=目的”にしない。
私の感覚だと、幸福最大化の順番はこうです。
- まず 健康(睡眠・体調)
- 次に 時間(家族・自分の余白)
- そのうえで お金(安心の土台)
この順番が崩れると、どれだけ頑張っても苦しくなる。逆に、順番が整うと、仕事も家庭もじわっと楽しくなります。
3) 「後悔しない使い方」は、人生の優先順位が決める
本書には「リスクと後悔」みたいなテーマもあります。
これ、幸福最大化と相性が良いです。
私は「妻の幸せ最大化をすると、自分も幸せになる」と感じました。
だから支出も、「家族が安心できる」「家庭が回る」「みんなの笑顔が増える」方向を優先するようにしました。
逆に、“なんとなく”の支出は減りました。
これだけで、使うお金は同じでも満足度が上がった感覚があります。
こんな人に、この本は刺さると思う
私と同じような属性(30代・子育て・仕事も頑張ってる)で、こんな人は特に合いそうです。
- お金の不安は減ってきたけど、幸福の正解が分からない
- 投資・節約は一通りやった。でも心が満たされない
- 家族も仕事も大事にしたいのに、焦りが消えない
この本は、テクニックではなく **「お金の使い方の哲学」**をくれるタイプ。
だからこそ、幸福最大化の“次の一手”として効くと思いました。
まとめ:ステータスや見栄を捨てて、自分の幸せに集中しよう
私がこの記事で一番伝えたいのはこれです。
幸福を意識すると、生活が変わる。
そして、お金の不安が薄れていく人ほど、次は「どう使うか」が人生を変えていく。
『アート・オブ・スペンディングマネー』は、まさにその入口でした。

