「JX金属、気になるんだよな……」
最近、そんなふうに感じている人は少なくないと思います。
IPO後の大きな値動き、半導体・銅という将来性のあるテーマ、日本企業としての存在感。
一方で、株価はすでに大きく上がり、「今から入って大丈夫?」という不安もつきまとう。
この記事では、
- JX金属の株価を見てモヤモヤしている人
- すでに一度売った、もしくは買い逃した人
- インデックス投資が軸だけど、個別株も少し考えている人
そんな方向けに、事実と感情の両方を整理しながら書いていきます。
ちなみに、私は
JX金属を2,000円前後で売却しました。結果的に、今の時点では良い判断だったと思っています。
でも同時に、「また買うべきか?」で迷っている当事者でもあります。
JX金属の株価が気になる理由は、たぶんこれ
多くの人がJX金属を気にしている理由は、単純に「上がりそうだから」だけではないはずです。
- 半導体材料という、今後も必要とされそうな分野
- 銅という、電動化・脱炭素に欠かせない素材
- 日本企業として、世界で戦っている実感
「よく分からないけど、なんとなく良さそう」
この感覚、実はかなり大事です。
一方で、同時にこんな声も聞こえてきます。
- もう期待は織り込まれてない?
- IPO後で、天井を掴むのが怖い
- 含み損になったら、精神的に耐えられる?
この期待と不安の両立こそが、JX金属という銘柄の特徴だと思います。
私はなぜ2,000円で売ったのか
まず正直に書きます。
私はJX金属を、
「この会社、応援したいな」「日本が世界で戦っている感じが好きだな」
という理由で買いました。
でも、ずっと持つ覚悟の“長期保有枠”だったかというと、そうではありません。
株価が2,000円近くまで上がってきたとき、こう考えました。
- IPO後の期待がかなり乗っている
- 短期間で上がりすぎている感覚がある
- 自分の中で「ここまで上がったら一度降りる」というラインに達した
結果、売却。
今振り返っても、
**「その時点では合理的で、後悔の少ない判断だった」**と思っています。
それでも、また気になってしまう理由
売ったのに、なぜまた気になるのか。
理由はシンプルです。
- 事業そのものの将来性は、今も変わっていない
- 日本企業としての立ち位置も、むしろ明確になってきている
- 「あのとき全部終わり」と割り切れるほど、嫌いになれていない
つまり、
株価ではなく、会社そのものが頭に残っているんですよね。
これは、短期トレード銘柄ではあまり起きません。
「今から買うか?」で考えるべき3つの視点
① 今の価格で、安心して眠れるか
一番大事なのは、ここです。
- 毎日株価をチェックしてしまわないか
- 下がったときに「やっぱりダメだった」と自分を責めないか
- 家族との時間や仕事に、悪影響が出ないか
もし答えが「怪しい」なら、
今は買わない、という選択も立派な判断です。
② インデックス投資との役割分担は明確か
あなたの資産形成の主役は、たぶんインデックス投資です。
その前提で考えると、JX金属は
- 資産を一気に増やす“主役”ではない
- 日本経済・産業を学ぶ“サブ枠”
- 応援・納得・学びを得るポジション
この位置づけがしっくり来るかどうか。
③ 「また売っても後悔しないか」
もし今、再び買ったとして、
- 2,200円で売っても
- 1,600円まで下がっても
「それでも自分は納得できる」と思えるか。
後悔しにくい設計になっているかが重要です。
JX金属は「正解を当てにいく株」ではない
この銘柄を見ていて思うのは、
JX金属は「正解・不正解」で評価すると苦しくなる、ということです。
- 一度売って正解だった → それでいい
- また買わない選択 → それも正解
- 少額で再エントリー → それも正解
大切なのは、あなたの生活と感情に合っているか。
私は、こう考えている
今の私は、
- 無理に再エントリーはしない
- でも、完全に選択肢から外すこともしない
- 価格よりも「自分の気持ち」が整ったときに考える
そんなスタンスです。
株は、人生を良くするための道具であって、
人生を振り回す存在ではないはずだから。
まとめ:迷っている時点で、あなたは冷静
JX金属の株価が気になっているあなたは、
たぶん「欲に突っ走っている人」ではありません。
- 不安も理解している
- 過去の判断も振り返っている
- 自分の生活とのバランスを考えている
それだけで、投資家としてはかなり健全です。
焦らなくていい。
買わなくてもいい。
でも、考え続けていい。
それ自体が、良い投資行動だと思います。

