個別株投資をしていると、こんな気持ちになることはありませんか。
- 株価が気になって、何度もスマホを見てしまう
- 上がっても「いつ下がるんだろう」と不安になる
- 逆に売ったあとに上がると、強烈に後悔する
これは、少し前までの私自身です。
私はここ5年ほど投資を続けてきました。
もともとはインデックス投資が中心でしたが、「勉強も兼ねて」という理由で、日本株の個別株も少しだけ持つようになりました。
比率は決して大きくありません。
それでも、なぜか個別株の値動きばかり気になってしまう自分がいました。
今年、私は個別株の比率を減らし、インデックス投資にさらに寄せることを決めました。
そして、市場平均以上のパフォーマンスを目指すこともやめました。
理由はシンプルです。
お金を増やすことより、幸福度を高めることにフォーカスしたくなったからです。
なぜ今年、個別株を減らすことにしたのか
個別株投資で感じていた正直な疲れ
個別株投資で一番しんどかったのは、
「株価を気にしてしまう自分」でした。
値上がりしても、
「これはいつまで続くんだろう」
「どこかで一気に下がるんじゃないか」
そんな不安が常につきまといます。
実際、乾汽船の株価が
2,800円前後から1,000円近くまで一気に下がったときは、かなり精神的にきつかったです。
最終的には損切りしましたが、「なぜこの判断をしてしまったんだろう」と何度も考えました。
逆に、イオン株を利確したあとに大きく値上がりしたときは、
「持ち続けていればよかった」という後悔もありました。
上がってもしんどい。
下がってもしんどい。
今思えば、常に心が落ち着かない状態だったと思います。
情報を追う時間と心のコスト
週末には、数時間かけて投資情報を集めたり、投資関連の書籍を読んだりしていました。
それ自体は決して無駄ではありません。
実際、投資の知識はかなり身についたと思います。
ただ、その時間と引き換えに、
心の余裕を少しずつ削っていた気もしています。
市場平均以上を目指さない投資は「逃げ」なのか?
投資の世界では、
「市場平均に勝て」
「アルファを取れ」
という言葉をよく目にします。
私も以前は、どこかで
「平均以上を目指さないのは甘えなんじゃないか」
と思っていました。
でも、今は少し考え方が変わりました。
市場に勝ち続けることは、想像以上に難しい。
そして、勝とうとすればするほど、
時間と精神力を大きく使うという現実があります。
少しだけお金を増やすために、
家族との時間や、心の安定を削る。
それは、本当に生活効率がいい選択なのか。
そう考えるようになりました。
インデックス投資に寄せて変わったこと
株価チェックが減った
インデックス投資に寄せてから、
株価を見る回数は明らかに減りました。
毎日チェックしなくても、
長期で見れば市場全体は成長していく。
そう思えるようになったからです。
ニュースとの距離がちょうどよくなった
以前は、相場ニュースに敏感になりすぎていました。
今は、
「必要な情報だけを、必要なタイミングで見る」
くらいの距離感です。
それだけで、気持ちはかなり楽になりました。
気持ちが安定した
一番大きな変化は、ここかもしれません。
株価が上がっても、下がっても、
以前ほど感情が揺れなくなりました。
お金に対する不安が、確実に減っています。
幸福度を軸に考えると、投資の見え方が変わった
私は2019年からインデックス投資を続けています。
S&P500を中心に積み立ててきました。
始めた直後にコロナショックがあり、
最初は正直かなり驚きました。
でも今振り返ると、しっかりプラスになっています。
そして、ある時ふと気づきました。
市場平均でも、十分にお金は増えている。
しかも、今の時点で「お金に困らない」と思える状態になっている。
そう感じた瞬間、
投資の目的が少し変わりました。
投資は、人生の主役ではない。
不安を減らし、選択肢を増やすための道具。
その先にあるのは、
家族との時間や、穏やかな日常です。
今は、
「お金を増やすこと」よりも
「幸福度にダイレクトにコミットしたい」
そう思っています。
同じように悩んでいる人へ
この記事を読んでいる方の中には、
- 個別株に疲れている
- 短期目線になってしまっている
- 年収はそこそこあるのに不安が消えない
そんな30代の子育てサラリーマンの方も多いと思います。
伝えたいのは、ひとつだけです。
焦らなくていい。
いきなり全部を変える必要もありません。
新規投資だけインデックスに寄せる。
投資に使う時間を少し減らす。
それだけでも、
生活の効率と幸福度は、確実に上がります。
まとめ|市場に勝つより、人生に勝ちたい
今年、私は個別株を減らしました。
来年は、さらに幸福度を高める一年にしたいと思っています。
市場平均で十分。
そう思えたことで、投資はぐっと楽になりました。
投資のゴールは、
誰かに勝つことではありません。
自分と家族が、穏やかに暮らせること。
もし今、投資が少ししんどいと感じているなら、
一度立ち止まって、目的を見直してみてもいいのかもしれません。

