『80’s』を読んで気づいた自分らしい幸せ – 読書と運動で生活効率と幸福感を高める方法

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仕事と育児に追われる30代・40代の私たちにとって、効率的で充実した生活を送ることは大きなテーマですよね。かつては「もっと刺激的な経験が幸せに繋がるのでは?」と考えていた私ですが、最近ある本との出会いをきっかけに、人生で本当に大切なのは刺激よりも家族と健康、つまり「自分らしい幸せ」を大事にすることだと気づきました。そのきっかけとなった橘玲さんの著書『80’s』をKindle Unlimitedで読んだ体験と、読書と運動という二つの習慣を通じて生活効率と幸福感を高める方法を、綴ってみたいと思います。

目次

『80’s』をKindle Unlimitedで読んだ体験と気づき

橘玲著『80’s(エイティーズ)ある80年代の物語』をKindle Unlimitedで手に取ったとき、私は作者が駆け抜けた1980年代の熱気あふれる経験談に引き込まれました。大学卒業後に零細出版社へ就職し、深夜まで働いて月収10万円だった話や、バブル期目前の雑誌業界で四苦八苦する様子など、著者自身の青春の記録がエッセイ形式で綴られており、その疾走感と波乱万丈さにワクワクしながら読み進めました。

しかし読み終える頃、ふと自分の今の生活と照らし合わせて考えている自分に気づいたのです。子どもの頃に憧れた「刺激的な人生」は確かに魅力的ですが、家庭を持つ今の私にとって何より大事なのは、穏やかで健康的な日々を家族と過ごすことではないか、と感じるようになりました。『80’s』の中で橘玲さんが懸命に走り抜けた青春時代は眩しく映りましたが、同時に「自分らしい幸せ」は人それぞれで良いのだとも教えてくれた気がします。

例えば、週末に家族で公園や動物園に出かけ、子どもが笑顔ではしゃぐ姿を見るとき、胸に満ちる幸福感は何にも代えがたい宝物です。大切な家族が元気で一緒にいられることこそが、私にとって最大の幸せだと改めて実感しました。

娘と羊に触れ合う何気ないひととき。家族とのこうした時間に、かけがえのない幸福を感じます。

『80’s』を読みながら、「もっと刺激がないと退屈だ」と感じていた自分の心に変化が生まれました。派手な成功や冒険だけが幸せの形ではなく、むしろ日々の家族団らんや健康でいられることに幸せを見出す――そんな当たり前だけれど大切な価値観に気づけたのです。この気づきはその後の私の生活習慣にも影響を与えました。具体的には、読書と運動という二つの習慣を通じて、自分らしい幸せと生活の質を高めようと意識するようになったのです。

読書と運動が幸福感と生活効率を高める理由

『80’s』を読み終えた私は、「では日々の生活をどう豊かにしていこうか?」と考えるようになり、まず読書運動を習慣に取り入れることにしました。この二つは一見地味かもしれませんが、実は科学的にも幸福感や生活効率の向上に大きく寄与するとされています。

読書の効果: 週にわずか30分以上の読書習慣でも、人生の満足度が20%以上高く、創造的であると感じる人が約11%多いという研究結果があります。さらに定期的に本を読む人は、読まない人に比べてうつ状態になるリスクが28%低く、自尊心も18%以上高いことが報告されています。読書をすると心が落ち着きストレスが緩和されるだけでなく、不安や孤独感の軽減、他者への共感力アップにもつながるのです。私自身、寝る前の読書を習慣にしたところ一日を穏やかな気持ちで締めくくれるようになり、心に余裕が生まれました。知識が増えることで仕事や家事の効率が上がったり、物事を多角的に考えられるようになるという生活効率の面でのメリットも感じています。実際、読書は脳を刺激して認知機能を高め、集中力を養う訓練にもなるため、時間あたりの作業効率向上に役立つという指摘もあります。

運動の効果: 一方、適度な運動習慣は体だけでなく心の健康にも素晴らしい効果をもたらします。運動をすると脳内でセロトニンエンドルフィンといった「幸せホルモン」が分泌され、不安感を和らげ気分を前向きにしてくれます。このエンドルフィンの効果で運動後に爽快感や充実感(いわゆるランナーズハイ)を得られるのです。また運動によって脳がリフレッシュされると集中力が高まり、仕事や家事のパフォーマンス向上にもつながります。事実、定期的に身体を動かす人は全く運動しない人に比べて幸福を感じる確率が格段に高いという研究もあります(運動量が多い人ほど幸福を感じる割合が最大で50%以上高いとのデータも報告されています。私の場合、朝の軽いジョギングやストレッチを始めてみたところ、日中のエネルギーレベルが上がり、仕事中もシャキッと集中できるようになりました。夜も心地よい疲れから熟睡でき、睡眠の質向上によってさらに翌日の活力が湧くという好循環を実感しています。

このように、読書で心を満たし、運動で体を整えることは、科学的にも理にかなった幸福習慣です。心と体はつながっているため、どちらか一方ではなく両方をバランスよくケアすることで、生活全体の効率も上がり、ストレスに強く前向きな毎日を過ごせるようになります。私自身、読書と思考で内面を充実させ、運動で健康な体を維持することで、家族と過ごす時間をより楽しめるようになりました。些細なイライラに振り回されることも減り、子どもの話にしっかり耳を傾けたり、一緒に全力で遊んだりできる余裕が生まれたのです。それこそが「自分らしい幸せ」の実感につながっています。

Kindle Unlimitedと紙の本/単品購入の比較

では、読書習慣を続ける上でどのような形で本を読むかも大切です。私は『80’s』をKindle Unlimitedで読みましたが、電子書籍の読み放題サービスには紙の本や単品購入とはまた違った利点があります。ここでKindle Unlimitedと**個別に本を買う場合(紙の書籍・電子書籍)**の違いを、価格や使いやすさなどの観点で比較してみましょう。

観点Kindle Unlimited (電子書籍読み放題)電子書籍(単品購入)紙の本
料金月額980円で対象約200万冊が読み放題。
※解約すると読めなくなる
1冊ごとに購入(数百~数千円程度)。
購入すれば追加料金不要で再読可能
1冊ごとに購入(新品定価は電子書籍より高めだが中古利用も可)。
購入すれば半永久的に手元に残る
品揃え幅広いジャンルの書籍や雑誌が対象だが、新刊やベストセラーは対象外も多い。
タイトルは入れ替わりもある
電子化されている作品はほぼ全て購入可能。新刊も発売日から入手できる出版されている本は基本的に入手可能。
絶版の場合は中古や図書館で探す必要あり
入手の手軽さ読みたい本を見つけたら「読み放題で読む」をクリックするだけで即ダウンロード可能。気軽に多ジャンルを試しやすいオンライン書店で購入ボタンを押せば即端末にダウンロード。支払いが毎回発生する分、選書は慎重になる傾向書店で購入または通販で取り寄せ。すぐ読みたい場合は店舗へ行く必要がある(在庫切れの場合も)
携帯性(電子書籍): 専用端末やスマホがあれば何冊でも持ち歩ける。同時にダウンロードできるのは最大20冊までだが、読み終われば削除して新たな本と入れ替え可能。旅行先でも新しい本を入手できる(電子書籍): 端末ひとつで蔵書数千冊を持ち歩ける。購入済みの本はクラウドに保存され再ダウンロードも容易: 紙の本1冊につき物理的な重量・かさばりがある。持ち運べる冊数には限りがあり、外出時に複数冊読むには不便
検索・機能文字検索やハイライト、辞書機能が使用可能。本の中から欲しい情報をすぐ引けるのは電子の強み。またしおりやメモも無制限同左。複数デバイスで同期も可能(スマホで読んだ続きからKindle端末で読む等)キーワード全文検索は不可。索引や付箋頼みになる。書き込み・線引きは自分で行う形になる
所有形態読み放題対象の本は借りているイメージ。解約や対象外になると読めなくなるため手元に残らない。コレクションとして所有することはできない購入した電子書籍は自分のライブラリに残り続ける(一部DRM管理下だが基本的に半永久的に読める)。サービス提供が続く限り再読や再ダウンロード可能購入した本そのものを自分の所有物として保持できる。本棚にコレクションとして残せるし、家族や友人に貸したり、中古で売ったりすることも自由

※上記は一般的な比較です。読書スタイルによって感じるメリットは異なると思いますが、「たくさんの本を安く読みたい」ならKindle Unlimited、「お気に入りの本を手元に置きたい」なら単品購入や紙の本といったように使い分けると良いでしょう。

私自身、通勤時間や子どもが寝静まった後の読書にはKindle Unlimitedを活用し、特に気に入った本や新刊は単品購入で手元に揃えるようにしています。紙の本もやはり手触りや装丁の良さが魅力ですから、子どもに読み聞かせる絵本やお気に入りの小説は紙で買ってリビングの本棚に並べています。このように状況に応じて使い分けることで、より無理なく読書を楽しむことができています。

Kindle Paperwhiteのメリットと読書環境の改善

では、電子書籍を読むためのデバイスにも目を向けてみましょう。スマホやタブレットでも読書はできますが、読書専用端末のKindle Paperwhiteを使うようになってから、私は読書体験が格段に快適になりました。ここではKindleシリーズの中でも人気のKindle Paperwhiteのメリットをいくつか紹介します。

  • 紙のように目に優しいディスプレイ: Kindle Paperwhiteは電子ペーパー技術を採用しており、まるで紙の本のページを読んでいるかのような落ち着いた表示です。液晶タブレットとは違いブルーライトが少なく、長時間読んでも目が疲れにくいのが利点です。さらに内蔵ライトで明るさや色調を調整できるため、夜間や暗所でも周囲を気にせず快適に読書できます。寝る前にスマホ画面を見るとなかなか寝付けないものですが、Kindleなら穏やかな明かりで読書できるので睡眠の妨げになりにくいと感じます。
  • 何百冊もの本を一台に収納&持ち歩ける: Paperwhiteには数千冊分の電子書籍を保存でき、クラウドと同期すれば購入済みの本棚にいつでもアクセス可能です。重さも約200g前後と軽量で、文庫本より軽い端末ひとつで常に何冊もの本を持ち歩けます。通勤電車の中でも好きな本をすぐ開けますし、出張や旅行のお供にも嵩張らないのが嬉しいポイントです。
  • バッテリーが長持ち: 一度充電すれば数週間〜最大10週間ほど使える驚異的なバッテリー持続時間(利用状況によります)を備えています。毎日充電する必要がほぼないため充電切れの心配から解放され、いつでもカバンに入れておけます。
  • フォントサイズやレイアウトを自由調整: 電子書籍ならではの機能として、文字の大きさやフォント、行間、余白などを自分好みに変更できます。視力が落ちて細かい字が読みづらくなってきても、簡単に大きな文字で読み進められるので安心です。紙の本では難しい拡大鏡いらずの快適さは、特に中高年の読者にも大きなメリットでしょう。
  • 防水仕様で場所を選ばず読める: 最新のKindle Paperwhiteは防水機能(IPX8)も備えており、うっかり水に落としても壊れにくい設計です。お風呂で半身浴しながらの読書や、プールサイド・海辺でリラックスしながら読書、といったことも気兼ねなく楽しめます。紙の本ではできない贅沢な読書シーンが広がります。
  • 読書に集中できる環境: Kindle端末は読書専用に作られているため、SNS通知や他のアプリの誘惑がありません。本を開いている間はメールもSNSも目に入らず、「読むこと」だけに没頭できます。私もスマホで読んでいるとつい他のアプリを開いてしまうことがありましたが、Kindle Paperwhiteにしてからは読書中に余計な中断がほとんど無くなりました。「ながらスマホ」ならぬ「ながら読書」を防ぎ、本の世界に浸れるのは大きな利点です。

以上のような理由から、もし電子書籍での読書を本格的に習慣化したいならKindle Paperwhiteは非常におすすめの端末です。私自身も現在Kindle Paperwhiteを愛用していますが、「読書専用マシン」があることで読書量が増えただけでなく、読書の満足度も上がりました。興味がある方はぜひKindleシリーズの製品ページもチェックしてみてくださいね。

読書習慣を続けやすくする工夫

最後に、読書の習慣を日常に根付かせるためのちょっとした工夫をいくつかご紹介します。忙しい毎日でも工夫次第で本を読む時間は作れますし、継続するコツを掴めば読書はきっと人生の大きな喜びになります。

  • スキマ時間を活用する: 「まとまった時間が取れないから読めない」と諦めずに、通勤・通学の電車やバスの中、子どもが習い事をしている待ち時間、寝る前の数十分などのスキマ時間に少しずつ読み進めてみましょう。スマホにKindleアプリを入れておけば、紙の本を持ち歩けない時でもすぐに読書に取りかかれます。1回に読むのは数ページでも、チリも積もれば山となります。私も仕事の休憩中の10分読書を習慣にしたところ、いつの間にか1週間で1冊以上読めるペースになりました。
  • 自分に合った読書端末・形式を選ぶ: 前述のように、読書環境はとても大事です。移動中や外出先で読むことが多い人はスマホや軽量な電子書籍端末を、家でじっくり読みたい人は画面の大きいタブレットや紙の本を、といったようにライフスタイルに合った形式を選びましょう。例えば私は、リビングではkindle paper whiteとメモ用の紙のノートで読書し、出先ではスマホでKindle端末で読む(もしくは歩きながらyoutubeでインプット)という使い分けをしています。こうすることでどんな場面でもストレスなく読書に入れるようになりました。
  • 「読むだけ」で終わらせずアウトプットする: 読んだ内容をアウトプットする習慣をつけると、読書体験がより充実し継続しやすくなります。具体的には、本の感想を日記やブログに書いてみたり、心に残ったフレーズをSNSでシェアしたり、家族や同僚に「こんな本を読んでね…」と話してみるのがおすすめです。アウトプット前提で読むと内容を積極的に理解しようとするため集中力も高まりますし、自分の考えも整理されます。私もこのブログを書くことで『80’s』から得た学びがより深まりましたし、何より「誰かに伝えたい!」という思いが読書のモチベーションになっています。
  • 無理のない目標設定とルーティン化: 読書習慣を定着させるには、「毎日○ページ読む」といった無理のない目標を立てるのも効果的です。例えば「毎晩寝る前に15分読む」「週に1冊読み終える」など、自分のペースでOKです。決めたらなるべく実行し、達成できたらカレンダーに◎を付けてみるなどゲーム感覚で続けてみましょう。また読む時間帯や場所を固定すると習慣化しやすくなります。お気に入りの椅子やカフェで読む、朝起きたらまず数ページ読む等、習慣のスイッチを用意してあげると、「気づいたら自然に本を開いている」という状態に近づけます。
  • 楽しめるジャンルから始める: 最初から難しい専門書に挑戦して挫折…ではもったいないので、まずは自分が**「純粋に読みたい!」と思える本**から手に取ってみましょう。小説でも漫画でも自己啓発でも趣味の本でも構いません。「もっと読みたい」という気持ちが湧くジャンルであれば、続けて読むこと自体が喜びになります。読書の楽しさを実感できればしめたもの。そのうち「次はあの分野も読んでみようかな」と興味が広がり、自然と読書量も増えていきます。
あいひー

私は最近お金に興味があるのでお金関連の本を読むことが多いです。

以上のような工夫を取り入れながら、ぜひ読書習慣を自分のペースで育ててみてください。最初は週に数十分でも、続けるうちに心のゆとりや知的充実を感じられるようになるはずです。また、合わせて適度な運動習慣もぜひ意識してみましょう。私自身、朝の散歩や子どもと一緒に体を動かす時間を意識的に作ることで、体力がつくだけでなく気持ちも前向きになり、その結果「今日はあの本の続きも読んでみよう」という意欲が湧くという良いサイクルが生まれています。

おわりに

『80’s』との出会いから始まった私の小さな意識改革は、読書と運動という日々の習慣の変化をもたらし、結果として効率と幸福感の両立に繋がるライフスタイルへとシフトする原動力となりました。忙しい毎日の中でも、自分なりの幸せを見つめ直し、それを支えてくれる行動(本を読むこと、体を動かすこと)を少しずつでも実践してみることで、確実に心身の充実度は高まります。

働き盛りであり親でもある30代・40代は、自分のことは後回しにしがちな時期かもしれません。しかし、家族を支え仕事を頑張るためにも、自分自身が健やかで幸せであることが何より大切です。読書で心に栄養を与え、運動で体に活力をチャージする――この二本柱で日々を整えれば、自然と笑顔が増えて周囲にも良い影響が広がるでしょう。ぜひ今日からできる範囲で、この効率と幸福感を高める生活習慣を試してみてください。きっとあなた自身とご家族の明日が、今まで以上に輝くものになるはずです。読んでいただきありがとうございました。

あいひー
サイト管理人
1987年生まれ。IT企業の管理職として働きながら、二人の父として子育て中。「時間」「健康」「お金」を効率よく管理し、人生の幸福度を高める方法を追求中。ブログでは、忙しい日々を「もっと楽に、楽しく」過ごすためのヒントや効率化のテクニックを発信しています。

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