こんにちは、生活効率化ブロガーのあいひーです。
今日はちょっとリアルなお金の話。「NISAで買ったJX金属が最近ようやく上がってきて、含み益になりそう。でも、このまま保有すべきか、売ってS&P500に乗り換えるべきか…」という、投資家あるあるの悩みについて書いてみます。

◆ ずっとマイナスだったJX金属。それでも私は売らなかった
私は2025年春、IPO後にJX金属(5016)を200株、NISA口座で購入しました。平均取得単価は891円。しばらくは下がる一方で、ずっと含み損。
投資スタイルとしては「配当+長期保有」でのんびり構えるつもりだったのに、やっぱり赤字が続くと不安になりますよね。何度も「損切りすべきか」と迷いました。
でも、最近ようやく風向きが変わってきました。
◆ 2025年7月、JX金属が反転上昇中。その理由は?
JX金属はここに来てポジティブなニュースが続いています。主な材料はこの3つ:
✅ ① InP基板の生産能力を2割増強(2026年度稼働)
AIや光通信で必要な素材。将来性があり、競合が少ないのも強み。
✅ ② 経産省からの認定で最大22億円の助成金
国の支援で競争力がさらに強化されそうです。
✅ ③ 豪州鉱床開発プロジェクトに参画
安定的にレアメタルを確保し、素材分野の主導権を強化。
これらのニュースを受けて、株価も徐々に回復してきています。私の含み損も「あと少しでゼロ」というところまできました。
◆ それでも迷う。利確してS&P500に乗り換えるべきか?
私はもともと、米国株(S&P500)中心のインデックス投資派。リスク分散の意味でJX金属を買ったけれど、正直今は「利益が出たらVOOあたりに移した方がいいのでは?」と悩んでいます。
この選択、どっちが効率的か?を冷静に整理してみました。
◆ あいひー流:NISA利確判断のための思考整理
| 選択肢 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 保有継続 | 非課税で将来の配当+成長が狙える | 半導体材料などは市況依存もあり不安定 |
| 一部売却 | 精神的にも区切りがつく。S&P500で分散 | 手元資金が半端になる可能性 |
| 全部売却→VOOなどに再投資 | 長期的に実績のあるETFに集中できる | 短期的にJX金属がさらに伸びる可能性を捨てることに |
◆ 私が決めた「次のアクション」
結論として、私はこうすることにしました。
✅ 目標株価を950円に設定
→ 利益が出たら、まず100株だけ売却して、S&P500に移します。
✅ 残り100株はしばらくホールド
→ 決算(8月初旬予定)や次の材料を見つつ、年内には最終判断。
◆ 効率化ブログとして伝えたいこと
この経験から、読者のみなさんに伝えたいことがあります。
- 投資判断は「感情」でなく「ルール」で決めると迷いにくい
- NISA口座は「非課税」という大きな武器。最大限活用するなら売る前提で買わない方が良い
- 分散投資はリスク回避になるけれど、管理が増えるとストレスになる
→ だからこそ、「どうして買ったか」「どうなったら売るか」を最初に決めておくことが効率的なんです。
◆ 最後に:投資に迷ったら書き出してみよう
投資って、お金だけでなく感情との付き合いでもあると思うんです。
「下がってると売りたくなる」「上がるともっと欲張りたくなる」。誰だってそう。
でも、自分なりの判断基準を持っておけば、あとで振り返ったときにも後悔しません。
私はこのブログを書くことで、自分の考えを整理できました。そして、同じように迷っている方のヒントになれば嬉しいです。
📝 補足:JX金属ってどんな会社?
- 銅やレアメタルの製錬、精密素材を手掛ける国内トップ企業
- 世界中で数少ないInP基板製造能力を持つ
- 日本政府の半導体支援とも親和性が高い
- 株価はやや不安定だが、長期視点では再評価の余地あり
読んでくださってありがとうございました。
同じようにNISAで含み損を抱えている人も、焦らず、自分のルールで判断していきましょうね。
また変化があれば続編も書きます!
―― あいひー 🥑

