こんにちは、あいひーです。
今日は、私がNISA口座で保有しているJX金属という銘柄について、生活効率という視点から振り返ってみたいと思います。
投資と聞くと、「難しそう」「損をしたくない」といったイメージがあるかもしれません。でも、私のように子育てと本業と副業を並行しているサラリーマンにとっては、投資は未来の安心を作る手段のひとつ。だからこそ、時間と気力をなるべく使わないことがとても大切なのです。

JX金属ってどんな会社?
まずは簡単に、JX金属の概要を。
- 銘柄名:JX金属(旧 日鉱金属)
- 証券コード:5700
- 上場:2024年3月 東証プライムに新規上場
- 主な事業:銅、レアメタル、電子材料(特に半導体向けスパッタリングターゲット)
- 親会社:ENEOSホールディングス(ENEOSグループの中核)
上場当時は「日本企業で久しぶりに期待できる大型IPO」と言われていました。半導体や電気自動車の需要拡大が追い風になりそう、という期待があったからです。
私がJX金属に投資した理由
私は、JX金属を上場直後と数ヶ月後に200株購入しました。
購入単価は891円。NISA(成長投資枠)での買付けです。
当初はIPOには申し込みませんでした。上場直後は株価がやや不安定だったので、少し落ち着いたタイミングを狙ってエントリーしました。
私にとっては「米国株(S&P500)に一括投資する前のつなぎ」という目的で、日本株の中でもテーマ性のある銘柄を選びました。
テーマとは、**「レアメタル」「半導体」「都市鉱山」**などです。
含み損との付き合い方と生活効率
ところが、購入後しばらくはずっと含み損でした。
正直に言うと、こういう時って投資の判断が揺らぎます。
「もっと下がるかも」
「いっそ損切りすべき?」
「他の銘柄の方がよかったのでは…」
でも、そこで私は一つのルールを自分に課しました。
「売買は現金が足りなくなった時」
これだけで、頭の中のノイズが大きく減りました。
本業に集中できるし、子どもと遊ぶ時間も、より気持ちよく過ごせるようになりました。
株価が上がってきた今、どう考えているか?
2025年夏、JX金属の株価は上昇傾向にあります。
現在の評価額は若干含み損。
これが含み益となったら、**「もし現金が必要になったら売却しよう」**と考えています。
逆に言えば、含み損のままでは売れない。これは、私のメンタルのクセでもあります。
「損して終わった」と思いたくない。
でも、「ちょっとでもプラスだった」と思えれば、気持ちよく現金化できる。
私は投資の話はあまり家族に詳しく話していません。
だからこそ、売却の判断も、家計のキャッシュフローも自分の中で整理する必要がある。
なぜ「悩まない投資」が生活効率につながるのか?
投資って、つい情報を追いすぎてしまいませんか?
- 株価の変動に一喜一憂
- SNSで他人の成績と比較
- 売るタイミングをずっと考え続ける
でもこれって、生活の質を下げる**「無駄な思考コスト」**なんです。
私はこのJX金属を通じて、「放っておける投資」の価値を再確認しました。
具体的には以下のような変化がありました。
- 日々の株価チェックは参考程度
- NISA口座を使うことで、税金や手数料の心配を減らす
- 配当やIR情報のメール通知はオフ
- 売却判断の基準を明確に。「現金が必要な時に、含み益なら売る」だけにした
これだけで、投資の悩みが9割減りました。
そしてその分、朝の運動や家族との会話、ブログ執筆に使える時間が増えたのです。
含み益と含み損のメンタルギャップ
最後に少しだけ、心理的な話も。
人は「利益よりも損失のほうが痛く感じる」傾向があります。
だから含み損の株はなかなか売れない。
でも、それにいつまでも悩んでいたら、時間も感情も奪われ続けます。
だからこそ、自分なりにルールを作る。
私の場合、それが「売るのは含み益のときだけ。含み損なら売らない」。
このルールを持つことで、判断が速くなり、悩みも減りました。
まとめ:JX金属投資から得た生活効率化の教訓
- 投資は“お金を増やす”だけでなく、“悩みを減らす”ためにやると考えると長続きする
- 判断ルールを先に決めることで、感情に左右されない
- 含み益=売却OK。含み損=放置OKという自分ルールで迷いが消える
- NISAを使えば、税金も気にせず「放っておける投資」にできる
- 本業・副業・育児の合間でも、「悩まずに持てる投資」は大きな味方になる
生活の中に「投資」を組み込むのではなく、
生活を大切にするために、投資のスタイルを整える。
それが、私がJX金属の投資を通じて感じた、一番の気づきでした。
これからも悩まない投資と、生活効率の最大化を両立していきたいと思います。


