はじめに
こんにちは。私は現在サラリーマン歴15年になりますが、この間にたくさんの方々と共に働いてきました。そんな中で、好かれながら自然に出世していく人たちを何人か見てきた中で、共通するいくつかの特徴を発見しました。
自分自身も「どうすれば周囲に好かれながらステップアップできるのか」と悩み、試行錯誤してきた経験から、間近で見た情報をお伝えします。この記事を読めば、あなたも職場での人間関係をスムーズにし、キャリアアップを目指せるはずです。
人間関係がうまくいかないと、毎日の仕事が非常にストレスフルになりますし、どれだけ成果を出しても評価されないことがあります。反対に、人間関係が良好だと、自然と仕事のチャンスが巡ってきたり、成果が認められやすくなります。そのため、「好かれる」ことが成功の大きな鍵になるのです。以下では、私の15年の経験を通じて感じた「好かれながら出世するための7つの共通点」を具体例と共にご紹介していきます。
好かれることと出世することって両方同時にできるものなの?
両方できてた人は確かに存在したよ!共通点をお伝えするね!
1. 純粋に性格が良い人
私が見てきた「社内で成功する人」は、誰かを見下したり自己中心的な行動を取ったりしません。私の同期の中には、目立つ成果を上げていたにもかかわらず周囲との関係が悪く、評価が伸び悩んだ人もいました。その一方で、いつも周囲のために行動する人は、自然とみんなから信頼されていきました。部下からも「この人についていきたい」と思われ、上司からも「頼りになる」と認識されるのです。
実体験
私自身も意識的に取り入れていることですが、「相手の名前を呼びながら話す」ことや、「ちょっとした成果でもしっかり感謝を伝える」ことを続けています。例えば、プロジェクトの一部を手伝ってくれた同僚に対し、メールだけでなく口頭でも「ありがとう」を伝えることで、周囲との信頼関係が深まりました。地味ですが、この積み重ねが最終的に評価に繋がります。
また、「困ったときはお互い様」という姿勢を持つことも重要です。例えば、同僚が急な用事で手が離せなくなったときに、進んでサポートを申し出ることで、その後の信頼関係が一層深まるのを何度も経験しました。こうした行動は、相手に対して「自分を大切にしてくれている」という印象を与えます。小さな親切の積み重ねが、結果的に大きな信頼を生むのです。
2. 新しい物好きで柔軟な姿勢を持っている
私の経験では、新しいツールやアイディアを積極的に取り入れる姿勢がある人は目立ちます。変化を怖れず、むしろ楽しんでいる印象がありました。リモートワークが普及してからは特に、新しいツールやシステムの導入に積極的な人が評価されるようになっています。とある大企業の社長になった方が、まだ出たばかりのポケモンGOを楽しそうにやってるのを見て、好奇心がある方は強いと改めて思いました。
実体験
私が新入社員の頃、スマホやタブレットを積極的に使っていたベテランの方はその後幹部クラスまで出世したイメージがあります。
また、新しい技術やツールを導入するだけでなく、その効果を周囲に具体的に伝えることも大切です。例えば、「このツールを使うことで会議の時間が20%短縮できました」といった具体的な成果を示すことで、周囲の協力を得やすくなります。私自身、実際に、デジタルツールを用いたタスク管理の導入を提案した際、具体的な数値での効率改善を示すよう心がけています。
3. 飲みにケーションが得意
いわゆる「飲みにケーション」が得意な人は、上司や同僚との距離を縮めるのが上手いです。これはただ飲むことが好きというわけではなく、「飲み会を利用して信頼関係を築く」ことが重要です。賛否両論ありますが、間近で見た成功している人は飲みにケーションのスキルは高いと思いました。
実体験
実際に、私もプロジェクトの合間にチームメンバーと飲みに行った際、普段は話せないようなプライベートな話題で盛り上がり、それが仕事上での協力体制を強める結果に繋がりました。仕事中は言いづらい意見も、リラックスした場では素直に言え、互いの理解が深まるきっかけになります。
また、飲み会においては「話すこと」以上に「聞くこと」が重要です。相手の話に共感し、じっくり耳を傾けることで、相手が自分に対して心を開きやすくなります。あるプロジェクトで、チームメンバーが抱えていた不安を飲み会で聞き出し、それを基にしたサポートを提案したところ、そのメンバーとの関係が飛躍的に良くなりました。単なる雑談の場ではなく、信頼関係を築くチャンスとして活用することが大切です。
4. 利益創出にこだわる姿勢
利益に直結することを意識して動く人が成功します。たとえ自分の仕事が直接利益を生まないものであっても、常に「どうすれば会社のために貢献できるか」を考えている人が評価されます。
実体験
やる気はあるのですが利益に直結しないことの作業に埋もれてしまっている方を見てきて来た一方、全方位的に頑張ってるようには見えないですが利益を出すためのタスクに優先度を絞っている方は出世していった印象があります。
また、上司への提案を行う際は「具体性」が非常に重要です。売上見込みを数字で示すだけでなく、どの顧客層にどのようにアプローチするかまで詳細に説明することで、上司からの理解と賛同を得やすくなります。この「利益創出のための詳細なプランニング」は、評価を一段階押し上げる要素となります。
5. 体力がある
成功する人たちに共通しているのは、高い体力と健康管理への意識です。体調が崩れると、そのまま仕事のパフォーマンスに影響が出てしまいます。
実体験
私は決して体が強いわけではありません。ただ自分の能力を最大限発揮するために毎朝4分のHIIT(バーピージャンプ)を5年間続けていることで、私は確実に体力が向上し、仕事の集中力も増したと感じています。長時間の会議や出張のときも疲れにくくなり、結果として安定したパフォーマンスを維持できています。体力をつけることは、長期的なキャリアを考える上でも非常に重要です。
さらに、私の経験では、体力があることはメンタルの安定にも繋がると感じています。特にストレスの多い時期に、運動習慣がメンタルのバランスを保つ助けになりました。週に数回でも運動を取り入れることで、日々のストレスに対処しやすくなり、仕事でのミスを減らすことができています。健康な体は、成功するための基盤と言っても過言ではありません。
6. ユーモアがある
ユーモアを持っていることは、社内で好かれるための強力な武器です。特に、緊張感がある状況でも自然と和ませることができる人は、どんなチームでも重宝されます。
実体験
ある厳しいプロジェクトの最中、チーム全体がプレッシャーを感じていました。そのとき、社内の人がちょっとした冗談を言ったことで一瞬場が和み、メンバーが気持ちをリセットすることができました。ユーモアの力を感じた瞬間でした。もちろん無理にユーモアを強調する必要はありませんが、適度な軽口で場を和ませることは確実に効果があります。
ユーモアを使うタイミングも重要です。例えば、会議が緊迫しているときや、ミスが起こって全員がナーバスになっているときに、適切な軽いジョークを挟むことで、皆が冷静さを取り戻しやすくなります。ユーモアは、緊張を解きほぐすだけでなく、チームの結束力を高める効果も持っています。こうした雰囲気作りができる人は、チーム内で自然とリーダーシップを発揮することになります。
7. 当てはまらない特徴
成功する人に共通していないこともあります。それは、事務処理能力の高さや、残業の多さ、研修への参加率ではないということです。評価されるのは、効率的な働き方と、常に改善を求める姿勢です。
実体験
私もかつては「どれだけ残業をするか」が評価の指標だと思っていました。しかし、家庭のことを考えて働き方を見直し、効率を最優先にした結果、むしろ生産性が上がったと実感しています。時間よりも成果で勝負する姿勢が、特にリモートワークが普及した今の時代には重要です。
さらに、私の経験から言えば、長時間働くことは必ずしも生産性を高めるわけではありません。一度長時間労働の経験を積むことはその後のレベルアップにつながる可能性はありますが、長時間労働自体は生産性が下がると感じています。むしろ、短時間で集中して成果を上げることができる人が評価されます。例えば、あるプロジェクトで「必要な部分にのみ集中して取り組む」というスタイルを採用し、他のタスクはチームに任せたところ、全体の効率が向上したことがあります。残業や過剰な研修参加に頼らず、効率的な方法を見つけ出すことが重要です。
まとめ
好かれながら出世するには、単なるスキルだけでなく、日常のコミュニケーション、柔軟な姿勢、そして健康管理が不可欠です。どれもすぐに結果が出るものではありませんが、少しずつ取り入れていくことで必ず周囲からの評価が変わります。
また、成功するためには、具体的な行動と継続的な努力が必要です。私自身が経験し、学んだこれらのポイントをぜひ皆さんも実践して、キャリアアップに役立ててください。今日からできる小さなことから始めてみましょう。例えば、「ありがとう」と一言添えることや、健康のために短時間の運動を始めることからスタートしてみてください。それが、将来の大きな成功への第一歩となるはずです。